テスト観点定義

各テスト工程に対し「何を確認するか」というテスト観点を登録します。観点には ISO 25010 品質特性を割り当てると、後段の品質分析でレーダーチャート表示されます。

テスト観点とは

テスト観点は「何を確認するテストか」を簡潔に表す最小単位です。例:

  • 「正常系の受発注フロー」
  • 「ピーク負荷時のレスポンス」
  • 「権限境界(管理者 / 一般)」
  • 「画面間の状態遷移」

操作手順

1. 観点の追加

テスト観点定義画面で対象のテスト工程カード内の 「+ 観点を追加」 を押し、以下を入力します。

  • 観点名(必須、200 文字以内)
  • 品質特性(任意、複数選択可)— ISO 25010 の 8 主特性から選択
  • 備考(任意)
  • 紐づける成果物(任意、複数選択可)— 当該テスト工程に対応する上流工程の成果物が候補に表示されます

2. ISO 25010 品質特性

観点に品質特性を割り当てると、品質分析ビューでレーダーチャートに反映されます。

主特性例となる観点
機能適合性業務フロー、計算結果の正確性
性能効率性応答時間、スループット、リソース使用
互換性他システム連携、データ交換
使用性UI 操作性、エラーメッセージ
信頼性障害復旧、フェイルオーバー
セキュリティ認証認可、入力サニタイズ
保守性ログ出力、コード変更追跡
移植性環境差異、移行容易性

3. 警告

  • 品質特性 2 件以上を割り当てた場合: 観点の粒度が粗い可能性があるため、UI 上に「分割を推奨」のインライン警告が出ます
  • 品質特性が未指定: 品質分析ビューの「未割当」セクションに分類されます

Free プランの上限: 1 プロジェクトあたり 300 観点までの登録が可能です。

サンプル観点ライブラリ

ISO 25010 各特性に対応する観点をテスト観点ライブラリで閲覧し、1 クリックでプロジェクトに取り込めます。観点の入力中には似た観点が推薦されます。登録した観点は、個人やプロジェクトを特定できない形でライブラリの候補になります。詳しくは テスト観点ライブラリ をご覧ください。

アジャイルプロジェクトの場合

開発モデルに アジャイルテスト を選んだプロジェクトでは、観点はテスト工程ではなく テストタイプ(4 象限に配置したもの)に紐づきます。

  • 観点の追加は 4 象限戦略ビュー のテストタイプ行から行います
  • このタブ(テスト観点定義)では、観点ごとに ✏️ 編集 から観点名・備考・品質特性・Scrum 内 / 外(Scrum 内 / Scrum 外 / 内外両方 / 未指定)・自動化 を変更できます。Scrum 内 / 外の値がテストタイプの方針と食い違う場合は確認ダイアログが出ます
  • 上流成果物との紐づけはありません(アジャイルプロジェクトには上流工程の概念がないため)。代わりに品質分析ビューでは Scrum 内の取り組み率と自動化率を見ます
  • 同じ観点を複数のテストタイプから参照できます

関連ヘルプ